お知らせ
患者さまへ呼吸器内科
患者さまへ呼吸器内科
2025.06.13
咳外来のご案内
長引く咳でお困りではありませんか?
- 咳が3週間以上続く
- ぜん息の症状が悪くなっている
上記の症状がある方は、是非、咳外来にご相談下さい。
咳外来の目的
- 咳の原因を正しく診断して治療をすることで、患者さんの生活の質を向上することです。
- 肺がんや結核などが隠れていないかを見極めます。
咳外来の特徴
- 専門医による診察: 呼吸器内科の専門医が、豊富な経験と科学的根拠に基づいて診療します。
- 充実した検査設備:
- 胸部エックス線
- 肺機能検査
- 呼気一酸化窒素 (NO) 検査
- 気道抵抗検査 (モストグラフ)
- 血液検査
- CT (80列マルチスライスCT): 低被ばく・高精細
※ 担当医が必要と認めた検査を組み合わせて診療します。
主な咳の原因
- ぜん息・咳ぜん息: 気道が過敏になり、咳が続きます。
- アトピー咳嗽: アレルギー反応によって咳が起こり、喉の奥がイガイガすることがあります。
- 胃食道逆流 (GERD): 胃酸が逆流して気道を刺激し、咳を引き起こします。
- 感染後咳嗽: かぜ症候群などの感染症が治った後に、解熱後も咳が続くことがあります。
- 咳過敏症候群: 本来は害の少ない物質を吸い込んだときに、咳が過剰に出る状態です。
- 慢性閉塞性肺疾患 (COPD): 主にタバコや大気汚染物質の吸入で肺が壊れる病気です。
- 特発性肺線維症: 肺の奥にある小さな袋(肺胞)の壁が炎症を起こして固くなる病気です。
- その他の原因: 肺結核、肺癌、気管支拡張症、薬剤性肺障害、心不全、鼻副鼻腔炎など、様々な原因が考えられます。
ご注意下さい
- 咳の診断には時間がかかることが多いです。
- 咳の原因になる病気は、非常に沢山あります。複数の病気に対する治療を同時に開始すると、どの薬が効いたかわからなくなります。そのため、治療ターゲットを絞り、最も疑わしい病気から順番に治療することで、咳の原因を特定しやすくなります。
診察の流れ
- 初診の予約: お電話でご予約下さい (下記)。
- 問診: 症状の経過・今までのご病気・内服中のお薬などを詳しく伺います。
- 診察: 視診や聴診で患者さんの状態を評価します。
- 検査: 必要な検査をお受けいただきます。当日に結果がわかる検査と、結果が出るまでに数日かかる検査があります。
- 治療: 咳の原因となる病気にして治療を行います。
咳外来のご予約
(病院代表) 03-3300-0366
呼吸器内科の外来で予約をお取りします。
是非、お気軽にご相談ください。