至誠会第二病院 shiseikai daini hosp

東京都指定二次救急医療機関
東京都災害拠点病院

アクセス 03-3300-0366

放射線科

Radiology

ご挨拶Message

放射線科 診療部長

佐々木 真弓 Mayumi Sasaki

放射線科 診療部長

佐々木 真弓Mayumi Sasaki

当院では画像診断管理施設認定を取得しており、常勤の放射線科医がCTやMRI、マンモグラフィ、レントゲン写真等の画像を読影して所見レポートを作成しています。近隣の開業医の先生方からの画像検査依頼もお受けしております。検査機器も新しくなり精度の高い画像が撮れるようになりました。3Dマンモグラフィが撮影出来るマンモグラフィ装置や、骨塩のみでなく体組成も測れるDEXA装置もあります。ぜひご活用ください。

当科の概要Overview

単純撮影室ではフラットパネルを導入し、低被ばくの撮影を行っております。脊椎や下肢を一度に撮れる長尺撮影も行っています。

CTは80列、MRIは1.5T1台です。マンモグラフィ装置は3Dマンモグラフィも撮影出来る最新装置を導入しております。DEXA装置は骨塩定量測定のみならず、体組成も測定出来る装置を導入しました。

診療放射線技師は12名で、患者様にはいつも優しい笑顔で、できる限り迅速に高画質の画像を提供させて頂くことを心がけております。近隣の開業医の先生からの画像検査もお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

主な放射線科画像診断機器

CT

80列MDCT 1台(Canon社製 Prime SP Aquilion)

MRI

1.5T MRI  1台(GE社製 explorer)

その他

単純撮影装置 2台
ポータブル単純撮影装置 1台
MMG撮影装置 1台(3Dマンモグラフィ可)
透視装置 1台
骨塩定量装置DEXA 1台(体組成測定可)

PACS

イメージワン社製

撮影・検査について
一般撮影
一般撮影機器は、富士フィルム社製のフラットパネルディテクタ(FPD)を導入しております。
<FPDの特徴>
  • ・従来よりもX線量を減らしても画質に問題ありません。→低被ばく
  • ・カセッテの交換なしで撮影ができます。 →身体的負担軽減
  • ・画像確認までの時間がはやくなりました。 →撮影時間の短縮

新しい機械の導入により検査時間が短くなっておりますので、密な空間が気になる方も安心してご来院ください。

また、富士フィルム社製の長尺カセッテを導入しており、全脊椎や下肢全体を連続した一枚の画像として見られます。撮影時には立っているのが不安な患者様の為に、立位専用の手すり付撮影台を使用して安心して撮影を行うことができます。

骨密度検査
骨塩定量(DEXA)とは・・・
近年、高齢化社会に伴い、骨折の原因となる骨粗しょう症への関心が高まってきています。骨密度を測定することは、骨密度の減少を早期に発見し、骨折の原因となる骨粗しょう症の予防や適切な治療を行うことを目的としています。当院では、腰椎と大腿骨頸部で測定しており、しっかりとした検査が可能です。
体組成とは・・・
「体が何でできているか」ということです。
脂肪が多すぎたり、筋肉が少なすぎたり、体組成のバランスが悪いと生活習慣病や体調の乱れにつながります。
肥満や生活習慣病の予防・改善には、まず自分の体の状態を「知る」ことが大切です。
体組成測定を利用すれば、体重計や体脂肪計ではわからない筋肉量の減少など、体の状態を総合的にチェックし、適切な体組成バランスをみることができます。
従来の全身各部位の骨密度、脂肪量、非脂肪量、骨量の計測機能に加え、アンドロイド部位(腹部)とガイノイド部位(臀部)の関心量領域が追加されたことにより、肥満症における患者 のモニタリングに威力を発揮します。また、最近注目されているサルコペニア(筋肉の量が減ることによって筋力や身体機能が低下すること)の診断に使用される、骨格筋量指数(SMI : skeletal muscle mass index)を四肢の非脂肪量と患者の身長より自動計算します。
簡便で、非常に低被ばく(全身標準モード:0.4μGy)で計測が行えるため、さまざまな臨床ニーズに対応します。
マンモグラフィ
マンモグラフィは、乳癌を診断する上で重要な検査です。当院のマンモグラフィは検診制度管理中央機構による施設画像認定を取得し、検診マンモグラフィ認定医による読影を行っております。区検診は月50件以上実施しており、地域に根差した医療を提供しています。また、撮影を行う放射線技師は全員女性で、撮影認定技師も在籍しておりますので、安心して検査をお受けいただくことができます。
3Dマンモグラフィー撮影装置(トモシンセシス)
当院では、最新式の乳房撮影専用X線診断装置(トモシンセシス)を導入しています。検査方法は従来同様に乳房を圧迫しながらの検査となります。圧迫圧力を分散することで均一で鮮明な画像が得られ、約0.1mm~0.2mmレベルの微小石灰化や腫瘍描出など、手で触っても分からないような早期病変も発見可能です。
写真左:2D画像、写真右:2D画像。2Dでは見えない病変を発見できます。
CT検査

CTとはComputed Tomographyの略であり、人体にX線を照射しながら機械を回転させ、透過したX線量の差をコンピュータで画像化したもので、身体を輪切りにした写真が得られます。当院では、キャノンメディカルシステムズ社製80列マルチスライスCT、Aquilion Prime SPを使用しております。短時間で、広範囲の撮影、細かいスライスの再構成処理により、様々な断面、3Dでの診断が可能となり、冠動脈CTや大腸CTなどの特殊な検査も行っています。

AI(人工知能)の技術の一種「ディープラーニング」を用いて設計された、最新式の高画質化/被ばく低減ニューラルネットワークシステム「AiCE」を搭載しておりますので、従来よりも大幅に被ばく低減ができるようになっております。

人工関節や人工義歯など金属置換された患者様の画像にはアーチファクトと呼ばれるノイズが入り、診断の障害となっております。本装置では、独自の再構成技術「SEMAR」を搭載し、金属アーチファクトを効果的に低減し、金属周辺部の画質を飛躍的に向上させることが可能となりました。

内臓脂肪測定CT検査
内臓脂肪測定CT検査を行っております。詳しくはこちらをご覧ください。
MRI検査
MRI検査は、強い磁場を有するトンネルの中に身体を入れて、磁石の力と電波を使って臓器や血管といった身体の内部の様子を画像化する検査です。放射線を使用しないので被ばくすることはありません。当院ではGE社製1.5テスラMRI装置を使用し、脳神経領域の頭部、外科・消化器系の乳腺や腹部、泌尿器・婦人科系の骨盤、整形外科系の椎体や四肢の検査など、様々な検査を行っています。
また、脳ドックの頭部MRI、MRA検査を行っております。脳ドックMRI検査では、くも膜下出血や脳出血を引き起こすリスクとなる脳動脈瘤、血のかたまりで血管がつまる脳梗塞、頭に腫瘍ができる脳腫瘍などの脳疾患リスクを早期発見することができます。

画像診断検査のご依頼について

放射線科検査について地域の先生方からのご依頼を受け付けています。読影結果と画像CD-Rは、原則として検査日当日に患者様にお渡ししております。ご紹介元の先生から結果説明をお願いいたします。特にお申し出のない限り、画像はCD-Rでお渡ししています。

検査の種類

CT(単純・造影)/MRI(単純・造影)/マンモグラフィー/骨密度
CTコロノグラフィー(大腸CTC) ※検査は14時からのみ

検査日

月~金曜日・土曜日の午前中(休診日を除く)

予約方法

専用の「画像診断検査予約申込書(診療情報提供書)」に所定の事項をご記入の上、地域連携担当にFAXをお願いします。
FAX:03-3307-0013
折返し、「検査予約票」をFAX致します。
「画像診断検査予約申込書」の原本と一緒に、患者様にお渡し下さい。
*検査日時は混み具合によりご希望に沿えない事がありますのでご了承下さい。

画像診断検査予約申込書(診療情報提供書)

FAX受付時間

平 日  9:00〜16:00
土曜日  9:00〜12:00
上記時間以降のFAX到着分は、翌営業日の対応となります。

読影結果・
画像(CDR)

原則として、当日患者様にお渡しします。
  • ・金曜日は、後日郵送となります。
  • ・医師の都合により、後日郵送になることがありますのでご了承下さい。

その他お願い

  • ・患者様への説明は、ご紹介元でお願いします。
  • ・患者様は予約日当日に、①検査予約票、②画像診断検査予約申込書(診療情報提供書)の原本、③保険証をお持ちになりご来院ください。
  • ・予約のキャンセルは、早めに地域連携担当までご連絡ください。

※当院のMRIは1.5Tです。

医師紹介Doctor Referral

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